虫歯や歯周病で歯を失ったら、、、
虫歯や歯周病などで永久歯を失った場合、歯のない状態のままでは、咬む力が不足して食べ物をしっかり咀嚼(そしゃく)することができません。
健康維持、お口全体の咬み合わせの点において、身体に負担や悪影響を及ぼすことが考えらます。 そこで、失った歯の代替治療策として、「入れ歯(義歯)」「ブリッジ」「インプラント」の3つの選択肢があります。
「ブリッジ」は、失った歯の両隣の歯が存在していることが前提となります。ただ、その両隣の健康な歯を削る必要があります。
将来を考えて場合、できる限り健康な歯はそのまま残したいところです。次の手段として、「入れ歯」があります。
入れ歯は、失った歯の代替えとして一般的な治療になります。 ただし、入れ歯というお口の中では異物となり「外れやすい」「痛みや違和感を伴う」「自然歯本来の噛む機能には及ばない」など、問題点も少なくありません。

痛みが少なく短期治療を実現した
最新の第5世代ワイド・ショートインプラント
次に、第3の選択肢としての「インプラント治療」をご説明します。当医院のインプラントは、痛みが少なく短期治療を実現した最新の第5世代 ワイド・ショートインプラントになります。
インプラントが歯科治療に登場し50年以上経過しましたが、インプラント治療を取り巻く環境やインプラントの治療方法も大きな進化しています。
当医院では、エビデンスに基づく確かなインプラント治療を行うとともに、最新の第5世代、ワイド・ショートインプラントを導入しています。
審美的で痛みが少なく、低侵襲、即時荷重、治療期間最短8週を実現。また骨が少ないもしくは柔らかい患者様でも骨造成などの複雑で侵襲の大きな治療を必要としないでの治療が可能となりました。


インプラント治療
インプラントとは
インプラントには、もともと医学用語で「植立する」という意味があります。失われた歯の場所に歯根の代わりになる人工の歯(インプラント)を埋め込み、その上に歯を取りつける治療法を「インプラント治療」といいます。
インプラントは「第2の永久歯」といわれるほど、機能的にも、見た目的にも、天然の歯にもっとも近く、最近インプラント治療を受ける方が急速に増えています。
最近話題になっている心臓移植や肝臓移植は、ドナーという臓器提供者がいて初めて成り立つものです。それを医学用語でトランスプラント(移植)といいます。一方、インプラントは生体にとって無刺激・無毒で、体に適応しやすい性質(生体親和性)の高い人工的なものをその臓器の代わりに使います。例えば、人工腎臓や人工関節などが、それにあたります。
歯科インプラントも同じように歯の代わりをする金属(チタン)などの人工素材を利用しています。
従来の治療法との違い
ブリッジや入れ歯について これらの従来の治療法は、両隣の歯を削って人工の歯をかぶせます。
デメリット
噛む際に、削られた歯に負担がかかり傷みやすいです。 歯根のない歯茎は、噛むことによる刺激がないため、次第にやせてしまいます。 インプラントの場合 インプラントの場合は該当箇所に直接インプラントを埋め込み、その上に人工の歯冠を固定します。
保険対象外につき、費用が他の治療法よりも高額になります。 オペが必要になります。 インプラント治療終了後も、定期検診が必要です。
メリット
健康な歯を利用しないため、自分の歯を保てます。 歯茎に噛む力がかかるので、歯茎を健康に保てます。

インプラント治療の流れ




インプラントが入れ歯に劣る点
「誰にでも治療できる」という観点において、インプラントも多くの人に対して治療が可能でありますが、入れ歯や義歯と比べると身体的な条件がでてきます。 インプラントは事前の検査で、顎の骨の量が少ない人には向かないとされます。特に、重度の糖尿病患者の人にも治療を見合わせる場合があります。
これは(麻酔を使って)歯ぐきを切ったりする為、身体的負担が入れ歯よりも高いからです。 また、インプラントは顎の骨に直接埋める特性上、アフターメンテナンスを年1回の頻度で行う必要があります。
担当医に問題が起きていないかという検診を受ける手間がかかります。(しかしこの手間も毎日着脱して洗浄する負担と比べれば軽いものと考えます。)

歯科用CTでわかること
インプラントを埋める部位の骨の質や厚み・形態、神経・血管の位置が正確に分かり、確実な診断が可能となります。それにより、インプラント治療の安全性が飛躍的に向上します。
術中にもCT撮影ができることで、インプラントの位置や方向などの確認ができ、より安全・正確にインプラント手術をすることができます。
